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記事: 梅仕事(うめしごと)に必要な道具は?適切な取り扱い方から、おすすめの梅仕事(うめしごと)まで紹介!

梅仕事(うめしごと)に必要な道具は?適切な取り扱い方から、おすすめの梅仕事(うめしごと)まで紹介!

梅の季節が近づくにつれ、梅仕事(うめしごと)を行いたいと考える方も多くなってきたのではないでしょうか?

しかし、梅仕事(うめしごと)初心者の場合は何の道具が必要なのか迷うこともあるのではないでしょうか。

本記事では、梅仕事(うめしごと)に必要な基本の道具や正しい取り扱い方を整理して解説します。あわせて、初めての方でも取り組みやすいおすすめの梅仕事(うめしごと)も紹介します。

▼この記事で分かること
  • 梅仕事とは
  • 梅仕事に必要な道具
  • 梅仕事で使う道具の取り扱い方
  • おすすめの梅仕事5選

梅仕事(うめしごと)とは?

毎年5月から6月頃にかけて旬を迎える生の梅の実を使用し、手作業で梅の加工品を作ることを梅仕事(うめしごと)と言います。

梅仕事(うめしごと)と一口に言っても様々で、代表的なものに梅干し・梅酒・梅シロップなどがあります。

梅は5月下旬〜6月上旬をめどに出回る青梅、6月中旬〜6月下旬にかけて出回る完熟梅の2種類に熟度が分けられます。

青梅から完熟梅、それぞれの特徴を楽しみながら、梅仕事(うめしごと)を実践してみてください。


梅ボーイズの梅干し

原材料は梅と塩だけ。昔ながらの酸っぱい梅干し

塩と紫蘇だけで漬けた梅干し

完熟梅のフルーティーな香りと、キリッとした塩味が特徴です。
ご飯のお供や、お料理のアクセントにどうぞ。
梅干し一覧を見る

梅仕事(うめしごと)に必要な基本の道具を紹介!

梅仕事(うめしごと)をスムーズに行うためには、事前に道具をそろえられているとスムーズです。

ここでは、基本的な梅仕事(うめしごと)に必要な道具を紹介します。

▼梅仕事(うめしごと)に必要な基本の道具
  • 道具①|保存瓶
  • 道具②|ボウル・ザル
  • 道具③|爪楊枝・竹串
  • 道具④|清潔な布巾・キッチンペーパー

道具①|保存瓶

保存瓶は、梅仕事の成果物を数ヶ月から数年にわたって安全に保管するための最も重要な道具です。

素材には、酸や塩分に対して非常に強い耐性を持つガラス製の製品が特におすすめです。

金属製の容器は、梅の酸によって腐食やサビが発生する恐れがあるため、おすすめできません。

梅仕事(うめしごと)では、梅だけでなく他の材料も容器に入れる場合が多いです。そのため、容量の目安は、梅の実の重量よりも一回り以上大きいものを選びましょう。

また、長期間の保存中にカビが発生するリスクを抑えるために、密閉性の高い容器を選ぶことも重要です。

さらに、広口タイプの保存容器を選んでおくと、奥まで手が届くため使用前後の洗浄や消毒作業が非常に楽になります。

道具②|ボウル・ザル

ボウルとザルは、購入した梅の実を丁寧に水洗いし、乾燥させる際に使います。

ボウルに関しては、保存瓶と同様に梅の強い酸に触れても錆びない素材がおすすめです。

ザルは、水洗いを終えた梅の実を広げて、表面に残った水分を効率よく自然乾燥させるために使用します。

サイズが小さすぎると、一度に作業できる梅の量が限られてしまい、作業時間が長くなるかもしれません。

そのため、梅仕事(うめしごと)を開始する前に、サイズと容量を確実に確認しておきましょう。

道具③|爪楊枝・竹串

爪楊枝や竹串は、梅の実についているヘタを、取り除く作業で使用する道具です。

ヘタを残したまま漬け込んでしまうと、仕上がった梅シロップや梅酒に苦味やエグ味が出てしまい、風味が著しく損なわれる可能性があります。

さらに、ヘタの隙間には雑菌や汚れが溜まりやすいため、カビが発生する直接的な原因にもなります。

木製の爪楊枝や竹串であれば、適度な柔軟性があるため、果実を傷つけることなくヘタの根元から取り除くことが可能です。

道具④|清潔な布巾・キッチンペーパー

清潔な布巾とキッチンペーパーは、水洗いを終えた梅の実の表面や、ヘタの窪みに残った水分を拭き取るために使用します。

梅仕事(うめしごと)において、水分はカビを発生させる要因であるため、注意しましょう。

布巾を使用する場合は、毛羽立ちが少なくて吸水性が高い、リネンや綿100%の素材がおすすめです。

また、使い捨てができる使い勝手の良い厚手のキッチンペーパーを用意しておけば、繊維の付着を気にすることなく、衛生的な状態で作業を進められます。

梅仕事(うめしごと)で使う道具の取り扱いに関するポイント

梅仕事(うめしごと)を失敗せずに成功させるためには、使用する道具の適切な取り扱い方法を正しく理解しておくことが重要です。

道具の管理を怠ると、長期間の保存中にカビや発酵が進行してしまうケースもあります。

ここでは、以下の項目に基づいて道具の取り扱いに関するポイントを解説します。

▼梅仕事(うめしごと)で使う道具の取り扱いに関するポイント
  • ポイント①|消毒を徹底する
  • ポイント②|水気を残さない

ポイント①|消毒を徹底する

梅仕事(うめしごと)に使用する道具は、できる限り消毒処理を施しておきましょう。

容器に雑菌が残っていると、保存中に急激に繁殖を始めてしまいます。特に長期間にわたって熟成させる梅干しや梅酒作りでは、初期の段階での無菌状態の維持が仕上がりを大きく左右します。

最も確実な方法は熱湯による煮沸消毒ですが、容器によっては耐熱温度が異なるため、注意が必要です。

煮沸が難しい大きめの保存瓶に関しては、市販されている食品用のエタノールや、アルコールを使用して消毒を行いましょう。

ポイント②|水気を残さない

洗浄した道具や梅の実に水分が残っている場合、そこから雑菌が繁殖してカビが広がる原因になります。

水洗いした梅の実はもちろん、保存容器に付着した水分もしっかり拭きとるよう心がけましょう。

自然乾燥でも問題ありませんが、梅の実のヘタの部分などは水分が残りやすいので、ペーパーやタオルを使用して拭き上げることも有効です。

おすすめの梅仕事(うめしごと)5選を紹介!

ここでは、初心者の方でも楽しめる梅仕事(うめしごと)を5つ紹介します。

それぞれに必要な材料から、手順まで分かりやすく解説します。

本記事で紹介する内容を参考に、ぜひご家庭で実践してみて下さい。

▼おすすめの梅仕事(うめしごと)5選
  • おすすめ①|梅干し
  • おすすめ②|カリカリ梅
  • おすすめ③|梅シロップ
  • おすすめ④|梅エキス
  • おすすめ⑤|梅酒

おすすめ①|梅干し

おすすめの梅仕事(うめしごと)1つ目は、「梅干し作り」です。

梅干しを作る際には、完熟梅を使うことをおすすめします。
そうすることで、ふっくらとした柔らかな食感をより楽しみやすくなります。

▼材料

  • 梅(完熟梅)
  • 塩(天然塩がおすすめ)
  • 梅を漬けるための容器
  • 消毒用アルコール
  • 梅酢(あれば)

▼作り方

  1. ①梅干しの重さに対し、18~20%の塩を用意
    梅干しにしたい梅の量を測り、その18~20%程度の量の塩を準備します。
    例えば、梅を500gで作るとした場合には、塩は90g用意します。

    塩はできれば天然塩を使うことをおすすめします。
  2. ②生梅を水で洗う

    塩の量を測り終えたら、梅を水洗いします。
  3. ③容器の消毒
    梅を漬ける容器は、除菌用のアルコールスプレーを使用するなどして、しっかり除菌しておきます。
  4. ④梅に塩を揉みこみ、容器に入れていく

    梅を塩に漬け込む際に、梅酢を用意できる場合は、表面に梅酢を漬けることをおすすめします。

    梅の表面に梅酢をつけることで、塩がまぶされたのと同じ状態になります。
    梅酢がない場合には、この工程は省いても問題ありません。

    次に、梅の表面に天然塩を揉みこみます。
    表面に擦り込むようにして、小さな傷ができるくらい揉みこみましょう。

    この際に、ヘタの部分も忘れず揉みこんでおきましょう。
  5. ⑤残りの塩をふりかけて、容器を密閉する

    梅を空気に触れさせないようにすることが成功のポイントになります。

    そのため、容器はしっかりと蓋をして、空気が入らない状態にして保管します。
  6. ⑥直射日光の当たらない場所で1ヶ月以上保存し、その後天日干しする

    1ヶ月程度経つと、梅酢が上がってきて梅が漬かります。

    梅が漬かっている状態になったら、天日干しをして、梅干しの完成です。

おすすめ②|カリカリ梅

おすすめの梅仕事(うめしごと)2つ目は、「カリカリ梅」です。

カリっとした食感が楽しめる、おやつやおつまみに最適な梅仕事(うめしごと)です。

カリカリ梅を作る際には、その食感を楽しむために青梅を使いましょう。

▼材料

  • 小梅(500g)
  • 卵の殻(1個分)
  • お茶パックの袋
  • 塩(50g)
  • 梅酢(45g)
  • ジップロック(Lサイズ2枚)

▼作り方

  1. ①青梅をアク抜きする

    水を張ったボウルに、青梅を浸し3時間程度置いておきましょう。

    アク抜きが終わったら、水分をしっかり飛ばしておきましょう。
  2. ②ヘタを取り除く

    ヘタは爪楊枝などを使用して、くりぬくように取り除きましょう。

    残ったままにすると、苦みが出て仕上がりを左右する原因になります。
  3. ③卵の殻を準備する
    卵の殻をお茶パックの袋に入れます。

    卵の殻は、生卵を割って、600Wの電子レンジで1分加熱し、薄皮を剝いたものを用意しておきましょう。
  4. ④ジップロックに青梅を入れる

    梅が重ならないようにジップロックに入れましょう。

    この際に、重なることを防ぐため、梅500gに対してLサイズのジップロックを使用することをおすすめします。
  5. ⑤ジップロックに梅酢と塩を入れる

    梅酢を入れることで殺菌作用を期待できます。

    梅酢がまんべんなく行き渡るように、しっかりとなじませましょう。
  6. ⑥卵の殻を入れ、空気を抜いてジップロックを閉めたら、二重に重ねる
    梅酢と塩がしっかり全体に行き渡ったら卵の殻を入れ、ジップロック内の空気をしっかりと抜き、密閉して口を閉じます。

    上からジップロックを二重に重ね、卵の殻が下面になるように保管します。
  7. ⑦重しを載せて、冷蔵庫で2週間保管して完成

    保存の際は、ジップロックの上から重しを乗せましょう。

    重しを乗せたまま、冷蔵庫に入れます。

    しっかり梅酢を行き渡らせるために、毎日ひっくり返し、2週間保存したら完成です。

おすすめ③|梅シロップ

おすすめの梅仕事(うめしごと)3つ目は「梅シロップ」です。

梅シロップは、炭酸や水で割るだけで、お子さんでも楽しめる夏にぴったりの梅仕事(うめしごと)です。

疲労回復のためにも取り入れやすいため、ぜひ実践してみてください。
梅シロップを作る際には、完熟梅を使用することをおすすめします。

▼材料

  • 完熟梅(500g)
  • はちみつ(500g)
  • 黒酢(100g)
  • 漬け瓶(2L容器)

▼作り方

  1. ①梅をサッと洗い、水気を取る

    梅を洗ったら、しっかりと水気を取ります。

    水気が残ったままだと、梅が腐る原因になるので、しっかりと水気を拭きとるか、自然乾燥させましょう。
  2. ②瓶に梅・はちみつ・黒酢を入れる

    水気を取った梅を瓶に詰めていきます。

    その上から、はちみつ・黒酢を入れましょう。
  3. ③瓶のはちみつと黒酢をかき混ぜてなじませる

    マドラーなどを使用して、瓶の中のはちみつと黒酢を混ぜ合わせていきます。

    液体に漬かり切っていない梅があっても、後々水分で漬かるので、この時点では心配しなくて大丈夫です。
  4. ④冷蔵庫で2週間保存して完成

    しっかりと瓶を密閉したら、冷蔵庫で2週間程度寝かせます。

    序盤に梅が液体に漬かり切っていない際には、瓶を振ったりはちみつ黒酢を回しかけてあげるのもおすすめです。

おすすめ④|梅エキス

おすすめの梅仕事(うめしごと)4つ目は、「梅エキス」です。

梅エキスは、青梅の搾り汁を長時間煮詰めることでできる健康食品です。

疲労回復や風邪、腹痛などに効果がある万能薬として知られています。
梅エキスを作る際には、青梅を使用しましょう。

▼材料

  • 青梅(1~2kg)
  • ホーロー鍋もしくは土鍋
  • ジューサー

▼作り方

  1. ①ヘタ取りした青梅を水に1時間漬けてアク抜きする

    初めに、青梅のヘタを爪楊枝などで取り除き、アク抜きを行います。

    梅が漬かるくらいのたっぷりの水を鍋やボウルに用意し、その中に梅を入れます。

    1~3時間程度漬けて置いたら、アク抜きは完了です。

    アク抜きができたら、水切りをしてあげましょう。
  2. ②青梅をすりおろす
    アク抜きが完了したら、青梅の果汁を搾るために実をすりおろします。

    まずはまな板2枚で梅を挟むように力をかけ、実を割ります。

    実を割ったら、タネを取り除き、果肉をジューサーにかけて果汁を搾りだします。

    ミキサーを使用すると、果肉の部分も粉砕してしまうため、果汁のみを搾るためにジューサーを使用してください。

    搾った果汁は、酸に強いホーロー鍋か土鍋に入れておきましょう。

    ジューサーがない場合には、おろし器ですりおろして、手ぬぐいなどを使用して、果汁を搾りだしても大丈夫です。

    写真のようにすりおろした果肉を手ぬぐいで包み込み、手ぬぐいの上から搾ることでも抽出可能です。
  3. ③果汁を煮詰めて完成
    果汁が搾れたら、鍋を火にかけて煮詰めていきます。

    はじめは中火〜強火で加熱し、沸騰したら弱火〜中火に切り替えます。
    ヘラを使って適度にかき混ぜながら煮詰めていきます。

    煮詰める時間の目安としては、青梅2kgで30分〜1時間程度です。

    煮詰めていくと、画像のように黒っぽくとろみが出るようになります。

    とろみが出始めたら、火を止めて余熱に切り替えましょう。

    なべ底が焦げ付きやすいので、ヘラでかき混ぜながらさらに煮詰めます。

    ある程度冷めてくると、下記画像のようにヘラで掬い上げられる程度にとろみが出てきます。

    梅エキスは冷めると固まってしまうため、その前に瓶に移して完成です。

おすすめ⑤|梅酒

おすすめの梅仕事(うめしごと)5つ目は「梅酒」です。

梅仕事(うめしごと)といえば梅酒を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?

ここでは、簡単においしい梅酒の作り方を紹介します。

▼材料

  • 梅(今回は冷凍梅を使いますが、生梅が美味しいのでおすすめ)
  • ウォッカ
  • 氷砂糖
  • 容器
  • キッチンペーパー

▼作り方

  1. ①まずは梅を水洗いする

    梅の表面を軽く洗い流すイメージでサッと洗いましょう。
  2. ②梅の水気をしっかり取る

    水洗いしたら、梅についた水気を拭きとり、もしくは自然乾燥させます。

    水気が残っていると、梅が腐る原因になるので注意しましょう。
  3. ③梅のヘタを取り除く(青梅の場合のみ)

    青梅を使用して梅酒を作る場合には、ヘタを取り除きましょう。

    ヘタは爪楊枝などで簡単に取り除くことができます。

    ヘタを残したままにすると、苦みが出る原因となるので、しっかり取り除きましょう。
  4. ④梅・ウォッカ・氷砂糖を容器に入れていく

    容器に入れる梅:ウォッカ:氷砂糖の比率は、4:4:1になるようにします。

    例えば、梅が1kgの場合には、ウォッカ1L・氷砂糖250gになるようにしましょう。
  5. ⑤容器を密閉して、3ヶ月~半年ほど置いたら完成
    容器に材料を入れたら、しっかりと密閉して3ヶ月〜半年ほど寝かせます。

    直射日光を避け、冷暗所での保管を心がけましょう。

まとめ

梅仕事(うめしごと)を成功させるためには、適切な道具選びと、衛生管理が重要です。

基本の道具をそろえ、正しい取り扱いを行うことで、安全かつ美味しい梅仕事(うめしごと)を楽しめるようになります。

本記事で紹介した梅仕事(うめしごと)に必要な道具や扱い方を参考に、ぜひご家庭でも梅仕事(うめしごと)を楽しんでみてください。