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世界一梅が大好きな梅農家(元レゲエラッパー)義経さん

今回は、とにかく梅愛がすごい義経さんにインタビューしました。

年齢:37才
出身地:大阪市西成区
前職:レゲエのラッパー
Xアカウント:https://twitter.com/umedaisukilove(@umedaisukilove)


梅の農地を探していたところ、ネットで検索したら梅ボーイズの「農園長募集」の投稿を見つけ、将志郎に連絡を取ったという義経さん。

そのまま梅ボーイズになりました!


義経さんは県外出身なので、自分が農園長として管理する農地を見つけるのがとても難しかったそうです。(これは和歌山の梅業界ではよくある話で、私たちはこの問題を解決していきます。)

梅農家としての知識・技術・そして何より梅愛がすごいので、他の初心者メンバーにとっても大変心強い存在です。


元々はレゲエアーティストとして活動されていましたが、レゲエからは

・ポジティブな気持ち
・誰にも負けたくないという気持ち(ハングリー精神)

を学んだそう。

実際、義経さんと一緒に仕事をしていると「これがレゲエのマインドか、、!なんてすばらしいんだ!」と驚かされることがよくあります。

きっとレゲエから取り入れていることと、義経さんが元々持っているすてきな人間性がいいかんじにブレンドされているんだと思います。

梅畑の農作業中はいつもお気に入りの曲をスピーカーで流して、周りにも聞かせながら(笑)ノリノリで作業されてます。


義経さんが「これだけは誰にも負けない!」ということは、やっぱり愛。

仕事をする上で、梅への愛と、人への愛を大事にされています。

梅への愛とは、例えば木の剪定をする際、梅の木が痛くないように刃をしっかり研いでおくようなこと。道具は常にきれいに手入れして、梅と人が触れるところは特に丁寧に、梅を思いやる気持ちを大事にしているんだそう。

人への愛とは、相手をよく知ること。人といっしょに仕事をする上でコミュニケーションは欠かせません。義経さんは相手をよく知った上でその人に合った伝え方をするよう、意識しているそうです。


基本的に年中いつでも梅のことを考え、ほぼ毎日 梅に関する仕事(もはや趣味)をしていますが、
梅以外だとロングボード(スケボーの長いやつ)が好きで田辺の扇ヶ浜に週2でいるとのこと。
スケボーと梅が好きな方はぜひ扇ヶ浜で義経さんと梅干し談義を!


義経さんは梅をおいしく食べるために色んな実験(?)をされているんですが、今シーズンのイチ押しは自作の梅酒。

日本酒をベースにパープルクイーンという品種で漬けた去年の梅酒に、今年また生の南高梅を追加する「追い南高」をやってみたらサイコーの出来だったそうです。

みなさんもやってみてはいかがでしょうか?


梅干しの好きな食べ方は、梅鍋。

白菜・豚肉・しいたけ・梅干しをお出汁と醤油でぐつぐつして、梅干しを薬味みたいに崩しながら食べるのがおいしいんだそう。

一回の鍋に5個くらい入れるのが義経さんのおすすめです。最後はチーズリゾットで〆!


今後梅ボーイズでやりたいことを聞いたら、梅の花が咲く時期に木をライトアップして、夜のお花見を企画したい!と話してくれました。

なんですかそれサイコーじゃないですか。梅の開花時期は寒いので、ホットの梅酒とか梅白湯とかみんなで飲みながら、いつもとは違ったお花見したいですね。


そんな義経さんの10年後の目標は、全国の農園長たちを統括してぐいぐい引っ張っていくこと。それまでに農園長たくさん増やしていきましょう!

今回は「世界一の梅好き・義経さん」を紹介しました。

前回の「梅干し屋に入社したら2ヶ月で20キロ痩せた・りょうくん」の話はこちらから。

次も個性的な梅ボーイズメンバーを紹介していきますので、お楽しみに!

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作り手が食べる人を想い、食べる人が作り手を想える、暖かい食文化を、梅干しづくりを通して残していきます。

梅ボーイズ