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梅干しって、寝かせるとどうなる?食べ比べてみた!

お酒、お肉、お魚、調味料など、「熟成」させると味わいが変化する食べ物って、世の中に多くありますよね。

梅干しも、1年、3年、5年、、と熟成させるに従ってどんどん味わいが変化していきます。

では熟成によって具体的にどのような変化が起きるのか? 梅農家の特権を使い、1ヶ月・1年・3年・5年・12年と、それぞれ熟成年数が違う梅干しを食べ比べてみました!

まずは見た目の変化。

熟成が進むにつれて、色が黒くなっているのが分かります。中身も、若い梅干しは果肉の色に近いです。

次は、味と食感。

1ヶ月熟成(ほぼ干したて):フレッシュな味わいで、ほぼ果実のよう。皮が柔らかく、果肉の色や繊維感が残っている。水分量が多い。

 

1年熟成:見た目の変化はあまりなし。すっぱさ・しょっぱさが落ち着いて、日常で食べやすい味わいに。

※梅ボーイズで通常販売している【梅と塩(塩だけで漬けた梅干し】は、まさにこの1年熟成梅干しです!

 

3年熟成:繊維感と水分量が減少。1年から3年の間で一気にまろやかになり、味に深みが出る。

※【三年熟成梅干し】も、販売開始しました!

 

5年熟成3年熟成の延長で熟成が進み、味と香りにさらに深みが出る。

 

12年熟成:固さが増す。塩味はほとんど感じず、すっぱいお菓子のよう。

 

 

なお、長く熟成させた梅干しは表面に塩の結晶(干したてとはまた違った、大きなジャリジャリの結晶)が析出してくることがあります。

食べる前にぬるま湯等にさっとくぐらせてあげると、塩味のダイレクトアタックが和らいで、まろやかな梅干しの味を楽しむことができるので、よかったら試してみてください。

(塩のジャリジャリが好きなんだ!という方はもちろんそのままでどうぞ!)

 

以上、梅干しを熟成年数ごとに食べ比べて味わいの変化を実感した結果、

それぞれ全然違うおいしさがあるので好みは分かれると思うのですが、個人的に日常で食べたいと思うのは、1年熟成と3年熟成の梅干しだと判明しました。

塩と梅がよく馴染むことによりまろやかになりますが、梅の果肉感がほどよく残り、そのバランスがちょうどいいんです。

ご家庭でも、①塩だけで漬けた梅干しを使う、②塩分18%以上の梅干しを使う、③密閉容器に入れる の3点を守れば、失敗せずに梅干しを熟成させることができます!

食べたい気持ちに負けず熟成を待つ強い精神力も必要かもしれませんね。

 

梅ボーイズでは、一年熟成の梅干し(梅と塩)と、三年熟成の梅干しを販売しています。

長い時間をかけたからこそ生まれる特別な味わいを楽しんでみてください!

商品ページはこちら ↓ をクリック☆

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作り手が食べる人を想い、食べる人が作り手を想える、暖かい食文化を、梅干しづくりを通して残していきます。

梅ボーイズ