記事: 冷凍梅の活用法4選|正しい扱い方から保存方法まで解説
冷凍梅の活用法4選|正しい扱い方から保存方法まで解説

梅がたくさん手に入った時や、使いきれない時に便利なのが「冷凍保存」。
しかし、「冷凍した梅をどう使えばいいのかわからない」と悩む方も多いのではないでしょうか。
実は冷凍梅は、生梅よりも繊維が壊れやすく、短時間で美味しいシロップやジャムを作れる優秀な食材です。
この記事では、冷凍梅の魅力を引き出す活用法4選をはじめ、正しい扱い方や保存方法まで詳しく解説します。
▼この記事でわかること
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失敗しない!梅の冷凍方法

新鮮な梅は冷凍保存することで、長期間楽しめるようになります。
冷凍梅を仕込む際には、下処理を丁寧に行うことが解凍後の食感や風味を左右するポイントです。
ここでは、より長く梅を楽しめるよう、適切な梅の冷凍方法を紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
材料
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梅(青梅・完熟梅どちらでも可)
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爪楊枝や竹串
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ペーパータオル
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冷凍用の保存袋(ジップロックなどが望ましい)
梅を冷凍保存しておきたい場合、青梅・完熟梅どちらでも可能です。
青梅か完熟梅かによって、下準備に多少違いがありますが、入手した時期や梅の状態を問わずに冷凍できます。
手順
手順①|ヘタ取り・アク抜きを行う
まずは梅の表面を水で軽く洗い、付着している汚れなどを取り除きます。
青梅の場合は、洗い終わったら水を張ったボウルに浸してアク抜きを行います。アク抜きは水に浸して1から2時間程度で完了します。
完熟梅の場合には、アク抜きの必要はありません。
アク抜きが終わったら、竹串を使って梅のヘタを1個ずつ丁寧に取り除きます。ヘタを残したまま冷凍すると、調理した際にエグみや苦味の原因になります。
ヘタを取った後は、清潔なタオルで梅の水気を1滴も残さないように完全に拭き取ります。水分が残っていると、冷凍時に梅同士が固まって使いにくいので注意しましょう。
手順②|保存袋に入れて冷凍保存する
水気を切った梅は、重ならないように冷凍用の保存袋に入れていきます。
重ならないように平らに保存袋に入れたら、できるだけ袋の中の空気を抜いてから密閉しましょう。
空気が袋の中に残ったままでは、酸化が進み風味が落ちる原因にもつながるため、注意が必要です。
冷凍梅の正しい保存方法を紹介
冷凍した梅は、適切に保存することでより長期間に渡って楽しめるようになります。
冷凍梅を保存する上で、注意すべき具体的な事柄は以下の3つです。
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適切な保存温度の維持
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空気を遮断する密閉保存
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直射日光や湿度の回避
冷凍保存する際の理想的な状態や劣化を防ぐための具体策についても覚えておくことをおすすめします。
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項目 |
理想的な状態 |
劣化を防ぐ具体策 |
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保存温度 |
-18℃以下 |
開閉回数をできる限り減らし、温度変化を防ぐ |
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密閉性 |
密閉状態 |
厚手の保存袋を2重にして空気を抜く |
冷凍梅を使用する際の正しい扱い方を紹介

冷凍梅を調理に活用する際には、用途に応じた適切な取り扱い方が求められます。
冷凍したことで、解凍する際に水分やエキスが流れ出やすくなっています。そのため、用途に合わせた取り扱い方法を確認しておきましょう。
まずは主な冷凍梅の活用法ごとに応じた、取り扱い方法を紹介します。
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用途 |
取り扱い方法 |
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シロップ・梅酒 |
事前解凍不要 |
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ジャム・甘露煮 |
凍ったまま加熱・自然解凍 |
シロップや梅酒に使用する場合は、解凍せずに凍ったままの状態でそのまま使用します。
凍った梅からじわじわとエキスが抽出され、生の梅を使うよりも短時間で美味しく作れます。解凍してから漬け込むと、果汁が外に漏れ出してカビが発生する原因になるため注意しましょう。
また、加熱調理を行うジャムや甘露煮では、解凍時に出た水分もそのまま一緒に鍋へ入れて煮詰めます。
火にかける際は急激な加熱を避け、弱火でじっくり加熱すると果肉が破裂せず綺麗に仕上がります。
用途に合わせた適切な扱い方をして、冷凍梅の美味しさを最大限引き出しましょう。
冷凍梅の活用法を4つ紹介

冷凍梅は、様々な調理に手軽に活用できます。
ここからは、おすすめの冷凍梅の活用法を4つ紹介します。ここで紹介する冷凍梅の活用法は以下の4つです。
▼冷凍梅の活用法4つ
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活用法①|冷凍梅のジャム

冷凍梅を活用して作るジャムは、滑らかな触感をより楽しめる点でおすすめです。
生の梅から作る際よりも煮込む時間が短く済むこともおすすめの理由の一つです。
材料
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冷凍梅 1キロ
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グラニュー糖 500g
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はちみつ 200~300g
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水 少量
手順
手順①|鍋に冷凍梅、水を入れて弱火で加熱
まずは、鍋に冷凍梅と水を入れて弱火で加熱します。
冷凍梅から出た水分と合わせて、梅がひたひたになるくらいの量が加える水の量の目安です。

加熱を行うと、徐々にアクが浮いてくるので、アクが浮き始めたらザルに梅を移し、粗熱が取れるまで冷ましましょう。

手順②|梅をほぐしながら、種を取り除く
粗熱が取れ、素手で触れても大丈夫な程度になったら、梅をほぐしながら種を取り除きます。
果肉の状態になった梅は、再度鍋に戻します。

果肉を鍋に戻したら、中火で混ぜながら加熱します。そこにグラニュー糖を追加します。

グラニュー糖の量は梅が埋まる程度なので、かなり多いように感じますが心配不要です。
手順③|とろみがつくまで15分程度弱火で煮詰める
グラニュー糖を加えて煮詰めていくと、黄色いアクが出るようになります。

アクが出てきたら再び取り除き、一度火を止めます。火を止めたタイミングではちみつを加えましょう。
はちみつを加え、軽く混ぜたら完成です。できた梅ジャムは瓶に移すなどして、密閉できる容器で保存しましょう。

活用法②|冷凍梅のシロップ

梅シロップは、作り置きしておくだけで梅酒やソーダなど、様々な楽しみ方ができておすすめです。
作り方も簡単なので、子どもから大人まで手軽に楽しめて重宝する一品です。
材料
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冷凍梅 300g
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砂糖 300g(梅と同量)
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保存容器 1L以上
手順
手順①

保存容器をアルコールや熱湯で消毒します。
消毒しないと、カビの原因にもなるため忘れずに行いましょう。
手順②

容器に梅を半量入れます。梅を入れたら、その上に砂糖を半量入れましょう。
さらにその上から残りの梅を入れ、最後に残りの砂糖を入れます。
手順③

手順②ができたら、蓋をして冷蔵庫に保管します。毎日1〜2回程度、瓶を反転させてシロップが瓶の中の梅全体にかかるようにしましょう。
そうすることでより早くエキスが出やすくなる上、発酵やカビを抑えやすくなります。
活用法③|冷凍梅の甘露煮

梅の甘露煮は、梅本来の酸味とすっきりとした甘みを楽しめ、とろける食感が特徴です。
そのまま食べたり、ヨーグルトに合わせたり、お菓子作りにも活用できます。
作っておくだけで、様々な楽しみ方ができるので、仕込んでおくと重宝します。
材料
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冷凍梅 500g
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グラニュー糖 400g
手順
手順①

鍋に冷凍梅を入れ、グラニュー糖を入れます。
グラニュー糖は鍋全体にまんべんなく入れ、均等に火が行き渡るようにしましょう。
手順②

手順①が済んだら、弱火にかけます。
焦がさないように、こまめにヘラなどでかき混ぜながら加熱しましょう。
手順③

10〜15分程度かき混ぜながら加熱を行いましょう。
梅からエキスが出てきて、全体がとろっとしたら完成です。
活用法④|冷凍梅のエキス

梅エキスは、梅の果汁を煮詰めて濃縮した疲労回復と代謝アップを期待できる食品です。
これからの夏の季節に向けても、夏バテ防止のためなどに作っておくことをおすすめします。
材料
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冷凍梅 1キロ
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おろし器・フードプロセッサー
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木綿の布やガーゼ
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ホーロー鍋
手順
手順①

冷凍梅は冷凍庫から取り出し、常温で半解凍の状態にします。
包丁の刃が少し通るくらいの硬さになったら、果肉を切り分けるか、手でタネを取り除きます。
手順②
種を取り除いたら、果肉をおろし器ですりおろすか、フードプロセッサーにかけてペースト状にします。
手順③

ペースト状になったら、木綿の布やガーゼに包んで、ぎゅっと搾って梅の果汁を抽出しましょう。
手順④

手順③で搾った果汁をホーロー鍋に入れ、中火にかけます。全体が温まってきたら、火を弱火にかけます。

徐々にアクが出てきたら取り除き、木べらなどでなべ底が焦げ付かないようにこまめに混ぜましょう。
手順⑤

果汁が徐々につやのある黒いとろみのある状態に変わったら、火を止めます。
冷め始めるとすぐに硬くなってしまうので、熱いうちに保存容器に移して、完成です。
まとめ

冷凍梅は、生梅よりも繊維が壊れやすく、短時間で手軽に調理できる優秀な食材です。
正しい方法で保存・解凍すれば、定番のジャムやシロップ、梅エキスまで、様々な活用法で無駄なく美味しく食べられます。
仕込み時の丁寧な下処理や、用途に合わせた正しい扱い方のコツを掴めば、初心者でも簡単に梅を楽しめます。
ぜひ本記事で紹介した活用法4選も参考に、日々の食卓に冷凍梅の活用法を取り入れてみてください。
