記事: 冷凍梅はいつまで大丈夫?梅を無駄にしない活用レシピと保存の注意点
冷凍梅はいつまで大丈夫?梅を無駄にしない活用レシピと保存の注意点

「冷凍した梅はいつまで保存できるのだろう」と、賞味期限や具体的な使い道に悩む方は少なくありません。冷凍梅の保存にあたって、美味しさを保つにはいくつか注意点があります。
この記事では、冷凍梅の日持ちの目安や正しい保存方法、保存時の注意点を分かりやすく解説します。
あわせて、冷凍庫に余っている梅を無駄なく消費できる活用レシピも紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
▼この記事でわかること
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冷凍梅の保存期間はいつまで?日持ちの目安

梅を冷凍した場合、生の梅と比較して長期間楽しめるようになります。
ただし、表面に白い霜が大量についている場合や、解凍時に異臭がする場合には腐敗が進行している可能性があります。
また、果肉が茶色に変色している場合も腐敗の可能性が高いので、こうした場合は破棄しましょう。
冷凍焼けや異臭がなく、変色といった異変がないかをきちんと確認した上であれば、長期間保存しておいても問題なく楽しめます。
梅を冷凍保存するメリット・デメリット

梅を冷凍する場合、長期保存が可能になるという大きなメリットが挙げられますが、反対にデメリットも存在します。
梅をどう調理するかによっても、冷凍しておいた方が良いのか、生の梅を使うべきかは異なります。
まずは梅を冷凍するメリット・デメリットを抑えた上で、適切な保存方法を選びましょう。
▼梅を冷凍するメリットデメリット
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メリット |
・エキスの抽出が早い ・比較的長期保存が可能 ・好きなタイミングで調理可能 |
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デメリット |
・食感が損なわれやすい ・皮が破けたり、形を維持しにくい |
梅を冷凍保存するメリット
梅を冷凍するメリットは、大きく下記の3つが挙げられます。
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エキスの抽出が早い
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比較的長期の保存が可能
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好きなタイミングで調理可能
梅を冷凍させることで、細胞壁が崩れ、エキスが抽出されるスピードが生の梅に比べて大幅に早まります。
そのため、エキスを抽出させたい用途である、梅シロップや梅酒などには冷凍梅を使うことでより早く完成を目指せます。
また、冷凍することで長期間の保存が可能になる上、生の梅と異なり使用時期が限定されなくなるので、自分の調理したいタイミングで使えるようになるのもメリットです。
梅を冷凍保存するデメリット
反対に、梅を冷凍することで生じるデメリットもあります。
デメリットとしては、皮が破れやすい、形を維持しにくいという点が挙げられます。
また、最大のデメリットともいえるのが、冷凍することで細胞壁が破壊され、風味が生の梅に比べて弱まることです。
そのため、天日干しを伴う梅干しには適していません。
【失敗しない】冷凍梅の正しい仕込み方

ここでは梅を冷凍する際の正しい手順を解説します。
ここで紹介する内容を参考に、冷凍梅を仕込んでみましょう。
▼梅の冷凍手順
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手順①|水で汚れを洗い流す
まずは梅を軽く水で洗い流します。実に傷をつけないよう注意して、表面のほこりや汚れを落とすように洗い流しましょう。
手順②|アク抜きをする
青梅を冷凍する場合には、水洗いが済んだらアク抜きを行います。完熟梅を冷凍する際には、アク抜きをする必要はありません。
アク抜きは、梅が浸る程度のたっぷりの水を張ったボウルに、梅を1〜2時間程度浸しておきます。
アク抜きが済んだら、しっかりと水分を取り除きます。特にヘタの部分には水が溜まりやすいので念入りにふき取りましょう。
手順③|ヘタ取りを行う
アク抜きが完了したら、ヘタ取りを行います。
ヘタをそのままにしてしまうと、エグみや苦みの原因にもつながります。
爪楊枝や竹串などを使って、果肉に突き刺さらないようにヘタを取り除きましょう。
手順④|保存袋に密閉して冷凍する
水分をしっかり取り除けていることを確認して、保存袋に入れていきます。
梅が重ならないように保存袋に入れたら、できるだけ保存袋内の空気を抜いて密閉しましょう。
冷凍する際には、袋が平らになるように平置きで冷凍することをおすすめします。
梅を冷凍保存する際の注意点

梅を冷凍保存する際には、いくつか注意すべきポイントがあります。
注意点を守ることでより長い期間梅を楽しめるようにもなるので、ぜひ参考にしてみてください。
▼梅を冷凍保存する際の注意点
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注意点①|水気が残ったまま冷凍しない
梅に水分が残ったままで冷凍すると、表面に氷の結晶ができやすくなります。霜が多くつくことで冷凍焼けの原因にもつながります。
さらに、水気が残った状態で解凍すると、水分の影響でカビや雑菌が繁殖しやすい状態にもつながります。
シロップや梅酒に加工する際も、溶けた余分な水分が加わることで糖度やアルコール濃度が下がり、あじわいや保存期間も変わってしまいます。
洗い終わった後はキッチンペーパーで1個ずつ入念に拭き取り、乾いたことを確認してから冷凍する手順に移りましょう。
注意点②|金属製の容器や、密閉性の低い袋は避ける
梅はクエン酸をはじめとする強い酸性成分を豊富に含んでいます。
アルミや鉄などの金属製容器に入れて保存すると、酸によって容器が腐食する危険性があります。また、金属臭が梅に移る可能性もあります。
保存する際は、酸に強いポリエチレン製の冷凍用ジッパー付き保存袋がおすすめです。
ポリ袋や密閉性の低い袋を使用すると、外気が入って乾燥が進み、冷凍焼けを引き起こします。
注意点③|一度解凍した冷凍梅の再冷凍は避ける
一度解凍した冷凍梅を再び冷凍庫に戻して再冷凍することは避けましょう。
解凍時に細胞から水分や旨み成分が流れ出てしまうため、梅本来のうまみや香りが減少することがあります。
また、一度解凍された梅は組織が柔らかくなっており、傷みや雑菌の繁殖が急激に進みます。
そのまま再冷凍して保管しても、品質の劣化を止めることはできません。解凍した梅は速やかにシロップやジャムなどの調理へ使用してください。
使い切れずに余る事態を防ぐため、冷凍する段階で1回あたりの使用量ごとに小分けにしてパック保存することをおすすめします。
冷凍した梅を無駄にしないおすすめの活用レシピ3選

冷凍梅は様々な用途で楽しむことができます。
冷凍するからこその特徴を生かした楽しみ方を実践してみてください。
▼冷凍梅のおすすめ活用レシピ
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冷凍梅レシピ①|梅ジャム

材料
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冷凍梅 1キロ
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グラニュー糖 500g
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はちみつ 200~300g
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水 少量
手順
手順①|鍋に冷凍梅、水を入れて弱火で加熱
まずは、鍋に冷凍梅と水を入れて弱火で加熱します。
冷凍梅から出た水分と合わせて、梅がひたひたになるくらいの量が加える水の量の目安です。

加熱を行うと、徐々にアクが浮いてくるので、アクが浮き始めたらザルに梅を移し、粗熱が取れるまで冷ましましょう。

手順②|梅をほぐしながら、種を取り除く
粗熱が取れ、素手で触れても大丈夫な程度になったら、梅をほぐしながら種を取り除きます。
果肉の状態になった梅は、再度鍋に戻します。

果肉を鍋に戻したら、中火で混ぜながら加熱します。そこにグラニュー糖を追加します。

グラニュー糖の量は梅が埋まる程度なので、かなり多いように感じますが心配不要です。
手順③|とろみがつくまで15分程度弱火で煮詰める
グラニュー糖を加えて煮詰めていくと、黄色いアクが出るようになります。

アクが出てきたら再び取り除き、一度火を止めます。火を止めたタイミングではちみつを加えましょう。
はちみつを加え、軽く混ぜたら完成です。できた梅ジャムは瓶に移すなどして、密閉できる容器で保存しましょう。

冷凍梅レシピ②|梅シロップ

材料
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冷凍梅 300g
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砂糖 300g(梅と同量)
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保存容器 1L以上
手順
手順①

保存容器をアルコールや熱湯で消毒します。
消毒しないと、カビの原因にもなるため忘れずに行いましょう。
手順②

容器に梅を半量入れます。梅を入れたら、その上に砂糖を半量入れましょう。
さらにその上から残りの梅を入れ、最後に残りの砂糖を入れます。
手順③

手順②ができたら、蓋をして冷蔵庫に保管します。毎日1〜2回程度、瓶を反転させてシロップが瓶の中の梅全体にかかるようにしましょう。
そうすることでより早くエキスが出やすくなる上、発酵やカビを抑えやすくなります。
冷凍梅レシピ③|梅の甘露煮

材料
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冷凍梅 500g
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グラニュー糖 400g
手順
手順①

鍋に冷凍梅を入れ、グラニュー糖を入れます。
グラニュー糖は鍋全体にまんべんなく入れ、均等に火が行き渡るようにしましょう。
手順②

手順①が済んだら、弱火にかけます。
焦がさないように、こまめにヘラなどでかき混ぜながら加熱しましょう。
手順③

10〜15分程度かき混ぜながら加熱を行いましょう。
梅からエキスが出てきて、全体がとろっとしたら完成です。
まとめ

この記事では、梅の冷凍保存はいつまでなのか?について紹介しました。梅は冷凍保存することで、より長い期間楽しむことができます。
生の梅だと数日以内に処理が必要になりますが、冷凍することでより長く楽しめる上、自分の好きなタイミングで調理することが可能です。
冷凍することでエキスが出やすくなった梅を使うことで、梅シロップや梅酒なども手軽に早く仕込めるというメリットもあります。
生の梅とは異なるメリットを生かしつつ、冷凍梅を楽しんでみてください。
