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耕作放棄された梅畑にどんぐりを植える理由って?

11月27日放送 NHK和歌山の『ギュギュっと和歌山』という番組で、
梅ボーイズの活動について紹介してもらいました!

今回は、今年県外から移住してきた農園メンバーも一緒に出演しました。

日本一の梅の産地である和歌山県みなべ町の梅農家の数は、年々減少しています。

このままだと、古くから伝わるすばらしい知恵であり、なによりおいしい梅干しをはじめとする梅文化が失われてしまいます。
日本の食卓から梅干しがなくなってしまうなんて、もったいなさすぎますよね。。

そんな梅干しの危機を救うため、農業を面白くやりがいのある産業にしていくことをミッションとして、梅ボーイズは活動してきました。

梅農家のやりがいの一つは、自分が丹精込めて育てた梅の味がちゃんと評価されることだと思います。

そこで、脱塩して調味液の味しかしない梅干しではなく、梅の味がちゃんとするすっぱいしょっぱい梅干しだけをつくり、
梅農家の元に味の感想が届くような仕組みをつくりました。

(今の梅干し業界は、梅農家と梅干し屋が別々なので、それが当たり前ではありません。)

そしたら県外から続々と、梅農家になりたい若者たちが集まってきました。

 

 

さて、梅農家希望者が増えてきたとはいえ、やっぱりどうしても地域全体でみると梅農家は減っていて、使われなくなった農地は荒れていきます。

梅ボーイズは、梅業界全体、地域全体のことを考えて動き出しています。

手入れがされず荒れた耕作放棄地では梅の木を餌とする害虫が増えたり、隣接する他の梅畑にも悪影響を及ぼしてしまいます。

そこで、状態や条件を見極めて農地に適さないような土地には、どんぐりを植えて木を育て、山に戻してあげる。
そうすることで土壌がしっかりして川や海の水もきれいになるし、地域の他の梅畑のためにもなります。

どんぐりから育ったウバメガシという木は、この地域の特産品である紀州備長炭の原料となります。
完全に伐採しなくても、択伐という技術でずっと木を育てていけるので、持続的に利益を生み出すことができるのです。


 昔ながらのものを残すためには、今まで通りのことだけやるのではなく、改革が必要!

おいしい梅干しを残していくために、 これからもできることをやっていきます。

NHK和歌山さん、取材していただきありがとうございました!
「放送みたよ!」のお声もいただき、うれしいです。
これからも応援よろしくお願いします!

作り手が食べる人を想い、食べる人が作り手を想える、暖かい食文化を、梅干しづくりを通して残していきます。

梅ボーイズ